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化石発掘体験を実施しました。

2020.10.14

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朝晩のひんやりとした空気に秋の深まりが感じられるようになりましたね。
今日は、化石発掘体験を、このような秋晴れの天気の中で実施しました。

 

松陰高等学校の生徒には教科書で見るだけでなく、教室を出て実際の化石に触れてほしいという願いも込めて実施しています。

今年も化石発掘をやってほしいとの年度当初からの生徒の要望もあり、本日実施しました。

 

今回の化石発掘体験も、前回に続き「さぬき市雨滝自然科学館」の森 繁館長におこしいただき、香川県の地層についての解説や、発掘にあたっての注意事項、発掘した化石を鑑定していただきました。

 

香川県と徳島県の県境にある讃岐山脈は、中央構造線の北側にそって細長く分布している「和泉層群」とよばれる白亜紀後期の地層の中にありました。
恐竜の化石は簡単に見つけることはできないとのことですが、その時代の植物の化石などは比較的見つけやすいとのことです。

 

野外での活動になるので細心の注意をはらって実施します。

 

 

ハンマーを使って作業をするため必ずゴーグルを着用すること、ハンマーを使う時はまわりと2メートルは離れること、長そで・長ズボンをはくなど、たくさんのルールの中で行われました。

 

 

生徒たちはそれぞれの場所で化石を探していきます。

 

 

最初はなかなか見つけることができませんでしたが少しずつ植物の化石や二枚貝の化石などが出てきはじめると全員のやる気もあがっていきます。

 

 

 

そして昨年のアンモナイトに続き、今年はウニの化石も発見することができました。

このような化石は短時間の間に発掘されることは珍しいとのことです。

 

とてもきれいな形で発掘されたため、森先生もこれには驚かれていました。

生徒は自分自身で発掘した化石を記念に持って帰ると言ってうれしそうにしていました。

 

今回、発掘した化石の一部は丸亀校・高松校にそれぞれ展示しています。
実際に手で触れ、太古の時代を感じてみてください。

また今日の様子はこちらの動画でもご覧いただくことができます。

 


松陰高等学校では今後も教室を出て「体験できる学習」を実施していく予定ですのでご期待ください。

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