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徳島工業短期大学 見学実施

2019.05.24

トピックス

徐々に夏の日差しになりつつある今日この頃、体験学習の一環である「技術習得アシスト」のひとつとして、徳島工業短期大学に見学に行ってきました。

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松陰高等学校 丸亀校 高松校でおこなっている、3つのアシスト(assist)とは…“手伝う”“助けとなる”の意味を持ち、みなさんの将来の目標を見つけるお手伝いが出来るようにと平成29年度からスタートした取り組みです。当校では今年度「美容ファッションアシスト」「技術習得アシスト」「ビジネス・デザインアシスト」の3つのアシストを行っています。

徳島工業短期大学は四国で唯一、自動車整備士を養成する学科を持つ短期大学です。

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高松校だけではなく、丸亀校からも卒業生がお世話になっている学校であり、今年も引き続き見学をさせていただけることになりました。

 

まず初めに安全装置体験をしました。
今のほとんどの自動車にはエアバッグが搭載されています。しかし、エアバッグだけでは安全を守ることはできません。当然ですがシートベルトを装着したうえで初めてその機能が発揮されます。

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実際にエアバッグの開く動作を見せていただきましたが、ほんの一瞬で開くことやその際の衝撃、音の大きさを体験しました。

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最近の事故のニュースなどを見ている生徒たちは改めて車に乗るときはシートベルトをしないといけないということを再認識しました。

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また自動車にトラブルがあった時に使う発煙筒の着火の方法も生徒一人ひとりが実際に体験しました。
最新のものはLEDで点灯するものがあり、実際に見せていただきました。
発煙筒の着火したときの温度は600℃あるとのことです。マッチをつける要領で着火していきます。

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全員が初めての体験でしたが、万が一のときにできるようになることは大切だと思います。

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実際に体験した生徒たちはとても楽しそうにしていました。

 

次に塗装実習の見学を行いました。
塗料が良くつくように最初に細かい傷を車につけておくことなど教えていただきました。
また、塗装後に乾燥させる部屋も特別に見学させていただきました。

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ほこりが一切発生しないように設計されていて部屋の中に空気を対流させていくのですが、部屋は密閉状態で外からの音は何も聞こえませんでした。

 

そして待ちに待った学食体験です。

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定食だけではなく、徳島ラーメンやカレーなどたくさんのメニューがあり、生徒たちは自分の好きなものを選んでいました。

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ボリュームも満点で大満足です。

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休憩時間では数名の留学生の方と本校の生徒との腕相撲大会が始まりました。
最後は互いに健闘をたたえ合い、小さな国際交流のひとコマが生まれていました。

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午後は自動車部の皆さんと一緒に、日本で唯一の敷地内にある専用のダートコースの試乗体験を行いました。

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自動車部は運転技術の向上を主な目的としていて、悪路を走るダートトライアルを主として活動しています。また整備の方にも力を入れていて、30分のダートコースの走行のために10時間かけて整備することもあるようです。

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今回はこの見学会のために送迎の準備やダートコースの整備なども念入りに行っていただき、生徒たちはスリル満点でありながら安全にコースをまわることができました。

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今回の見学で自動車のさまざまな可能性について、あらためて興味を持ってくれた様子でした。
帰りの車中でも「楽しかった」「自動車について改めて興味を持った」と興奮気味に話していました。
最後になりましたが徳島工業短期大学の職員のみなさま、そして自動車部のみなさま、今回はこのような機会を設けていただきありがとうございました。

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