音楽特別スクーリングとして、MIMOCA　丸亀市猪熊弦一郎現代美術館にて「アートはバイタミン」展を鑑賞しました。

MIMOCAは猪熊弦一郎氏の、美術館の美しい空間で作品から様々な刺激を受け心が元気になって欲しいという想いから生まれた美術館です。

そして、今年の４月にリニューアルされました。

この美術館では主に現代美術を中心にいろいろな企画展や講演会、またコンサートなどの多彩なプログラムが行われています。またその他教育を目的とした活動にも力を入れています。

まず猪熊弦一郎氏の一生が簡単にまとめられたDVDを丸亀校で鑑賞してから、美術館に向かいました。

以前の三越の包装紙、これも猪熊弦一郎氏のデザインのものです。

知らなかった生徒も多かったです。

美術館は３Fまで展示が続いており、自然光の入る明るい解放的な空間で、心もリラックスできます。

３F屋上の壁を絶えず水が伝っており、目だけでなくその水音も楽しませてくれます。

それぞれの作品の色使いにもパワーが感じられました。

今回の企画「アートはバイタミン」は、猪熊弦一郎氏の言葉である「美術館は心の病院」がまさに感じられるような展示や空間になっていました。

MIMOCA鑑賞後丸亀校に戻り、音楽特別スクーリングです。

猪熊弦一郎氏と同時代に生きた作曲家と曲を取り上げました。

みな演奏のDVDを集中して鑑賞しています。

生徒にとって、何か心に残る時間がMIMOCAで過ごせたなら嬉しいです。

バーチャル体験が溢れる現代ですが、松陰高校では未来に向かって一歩踏み出せるよう「リアルな体験」を大切にしています。

今後も生徒が新しい自分に出会えるような体験学習を企画していきたいと思います。

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