職業見学（自由参加です）として、高松市にある自衛隊香川地方協力本部に行きました。

本部に到着すると、入り口のところで隊員の方がにこやかに出迎えてくれました。
担当の方から自衛隊の仕組みや活動について教えていただきました。

隊員の制服を試着させていただき、楽しそうに生徒同士で即席の撮影会を行っていました。

今回は特別に現在高松港に寄港している海上自衛隊の「掃海艇なおしま」にも乗艦させていただき最新鋭の設備を見学しました。

主に「なおしま」は大阪湾、紀伊水道などの海域の警備が主な任務です。
海の上に危険物があればその除去や処分を行います。
船と言えば全て金属で作られていると思っていましたが、このなおしまは木造の掃海艇です。
海上交通の安全を保つためにどのような役割を持っているのかなど模型を使って分かりやすく説明してくださいました。

操縦室に入ると実際に「面舵30度」の指示で舵をきる体験をさせていただきました。

また、旗信号の掲揚の体験も行いました。
全世界の船舶共通で使われるものとして国際信号旗があります。

国際信号旗には、アルファベット旗、数字旗、回答旗、代表旗、があり、たとえば「UW」は「安全なる航海を祈る」、「SM」は「速力試験中」という意味になるということも丁寧に教えていただきました。

いよいよ実践です。
生徒たちは指示に従い信号旗を取り付け掲揚していきます。

初めてのことなので手間取りながらも掲揚することができました。

最後になりましたが、今回の職場見学にご協力いただいた自衛隊香川地方協力本部の皆様、掃海艇なおしまの乗組員の皆様、お忙しい中ありがとうございました。

松陰高等学校では今後も教室の中だけではなく、生徒が「体験できる学習」を実施していきます。
参加は自由なので興味のあるものから参加してください。

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