【WISC-Ⅴを活用して知る、高校卒業後の自分にあった進路】

気が付けばもう9月も終わりですね。

就職、進学色々選択肢はありますが

次のステップを希望する高校3年生は

本格的に進路決定をしなければならない

タイミングでもあります。

高校卒業後に就職する生徒は


 7/1~ 求人票が公開
 9/5~ 応募書類提出開始
 9/16~ 選考開始

というスケジュールになります。

では、コロナ禍も終わり、

現在において採用する側の企業はというと

AIを用いる産業が増え、選択肢が多岐にわたり

昭和平成の企業概念は

さまざまな箇所で変化しています。

私が驚いたのは遡ること3年前、

「今後、終身雇用の維持は難しい」

トヨタ自動車の豊田社長が明言しました。

世界のトヨタでさえそうなってきた今、

時代の流れは加速しています。

もちろんまだ終身雇用を用いているぞ

という所もありますが、

この経済状況ではそう長くないのではないかと考えます。

そもそも終身雇用とは

「定年まで雇うことを前提とした雇い方」で、

その歴史は大正時代に遡ります。

終身雇用制度を導入しないと企業側がなぜ困るのか。

それは優れた技術を持つ者がチームから抜けると

下の者の技術が育たないからです。

会社から熟練工がいなくなることで

その優れた技術が伝承しない。

それを防ぐために企業側は定期昇給制度や

退職金制度を導入し始めるしかなかった。

次第に年功序列も意識し始めて

今の終身雇用の原型ができたと言われています。


そうして長い間、終身雇用というものが根強く残り

一度企業に入って定年まで働けばそれなりの

役職も与えられ、退職金も貰える。

今まではそれが一般的となっていました。


しかしそれも昔の話今は豊田社長が

明言したように今では退職金を貰えるところを

探す方が難しいし、令和に入る前から会社の

成長の停滞が多く見られ、毎年昇給していく所も少ない。

これは経団連の中西会長も過去に公言しており

現代はそんな時代でもあります。

これからは高校卒業後、大学卒業後、

自分にはどのような仕事が合っているのか?

を知れば、終身雇用にとらわれず

「多様な生き方」ができるようになる。

そんな側面もこれからの時代はあるのかもしれません。

では、どうすれば長く自分の望む仕事や職場や大学で

学び働き続けることができるのでしょうか?

特に、就職時に自分の特性に合った職業は

どのようにして選べばよいのでしょうか?


《好きなことで食べていくか》



誰もがみな

「好きなことで食べていければ幸せだ」と言います。

では好きなことだけで食べていける人は

どれくらいいるのでしょうか。

極端な例ですが、

それが仮に「ミュージシャン」だとわかりやすいかもしれません。

ミュージシャンが「作りたい音楽」と

世間が求め「売れる音楽」は違う

ということだと思います。

この視点で考えると「世間が求めている音楽」に

自分の好きを近づける工夫も必要でしょう。

就職に関しては好きな仕事や就きたい仕事を

基準に選ぶのではなく、

「長く働き続けられる」ことを

ベンチマークにすることが大切だと考えます


《その中で自分に合った仕事の見つけ方》

では、どうやって自分に合った仕事を見つけるのでしょうか。

自分に合った仕事を見つけるには

早い段階から「自分の特性」をしっかりと

客観的に把握する必要があります。

なぜなら「特性は強みになる」のです。

これを感覚的にとらわれず、できれば数値化された

仕組みを用いて客観的に見た

自分の「得意」と「苦手」を

どうやって把握するのかというと、

私はWISC-Ⅴ(ウィスク5)という検査で自分の

特性を知るのが近道になるという話をしています。


《WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査と仕事の関係》

WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査は

5歳~16歳11ヶ月の子どもに対して

実施する知能検査です。

WISC-Ⅴは知能検査なので

その子どもに「発達障害」があるのかどうかを

調べるための検査ではありません。

例えば、

WISC-Ⅴ検査におけるVSI(視空間指標)は

空間認識力を測る検査です。

そのため、もしVSI(視空間指標)の数値が高いのであれば

二次元的な情報を三次元におこすような作業、

すなわち「もの作り」などの仕事に

就くことが自身の「強み」を活かすことになるのです。

具体的な職業だと人物や風景などの絵を描く

「物同士の位置関係の把握」

地図や設計図などに携わる職業

仕事で言えばCADエンジニア

インテリアコーディネーター

建築士及び建築関係、イラストレーターなどがあります。

高卒就職ではなく、大学に進学したとしても

その「自分に合った特性が学べる大学」に

進学すると良いかもしれません。

当然、上記の中のいずれかの仕事に

就いてくださいというわけではありません。

上記のようなそんな仕事には興味がない

という生徒もきっといると思われます。

しかし、興味がなくても

その仕事を十分に「こなせる能力を保持」しているのであれば

多くの人はその仕事をきっと「楽しい」と思うはずです。


人は、自分はできないとか

大きな壁にぶつかった時に

自己嫌悪に陥ったり

仕事を辞めたくなったりします。

得意を活かして

仕事をどんどんこなせている状況であれば

ツライ、辞めたいとは思いにくいものなのです。
  

《PSI(処理速度指標)の高い場合 》

それでは、WISC-Ⅴ検査における

PSI(処理速度指標)の数値が高い場合は

どんな仕事が向いているのでしょうか。

高い場合:ルーティンや単純作業をテキパキとこなす。

書字が速くて正確、目で見たものの識別が速くて正確

集中の持続力が高い、手先が器用など…

色々ありますが

一例として挙げるのであれば

調理師や料理人さんとかもPSIが高い人は

向いていると思います。

ひとえに調理師と言っても和洋中色々なジャンルがあります。

例えば中華であれば場合はどうでしょうか?

繊細さと並行して素早く料理をしなければならない

たくさんの注文を受けた時に

テンポよく料理を作り上げていく。

パテシエも同じですね。


PSI(処理速度指標)の数値が高いとは

ものごとを素早く処理することができる

ということにつながります。

とにかくスピードが必要、という仕事に対して

PSI(処理速度指標)は該当するのです。

まだまだ自分の特性を知るための

お話はたくさんありますが、

「特性=強み」を知れば

高校生活だけでなく就職や進学時に色々有利となる

ことが増えるでしょう。


《WISC-Ⅴ検査はどこで受けることができるの?》


WISC-Ⅴ検査は

学校やクリニック(病院)で

受けることができます。

興味がある方は

一度、問い合わせてみてくださいね。


ちなみに松陰高等学校 高松校・丸亀校でも

WISC-Ⅳ検査を実施しています。

ご興味がある方はお気軽にご連絡ください。


なお、高校進学や就職、

WISC-Ⅴ検査について

もし、気になること等あれば

いつでも気軽にご相談ください。


ちなみに松陰高等学校 高松校・丸亀校の先生は

生徒の皆さんのカウンセラーでもあります。

なんでも親身になって相談に乗りますよ。

松陰高等学校 高松校・丸亀校では

子どもの居場所作りだけでなく

保護者の居場所になるよう

いつでも相談に乗れる体制を作っています。

誰に何を相談して良いのか

なかなか分かりにくいこの時代。

子どものことだけでなく

さまざまなことをご相談ください。

また、松陰高等学校がどのような居場所なのか気になる方は

是非一度、松陰高等学校 高松校・丸亀校を

見学してみてくださいね。


松陰高等学校 高松校・丸亀校
☎087-813-3781
info@kagawa-mirai.jp