心理士カウンセラーのブログ

Psychological counselor Weblog

【成長時期まっただ中の子どもをまず親とまわりの大人が信じる大切さ】

2021.09.15

9月に入り、

少しずつ涼しくなってきました。

中3生はそろそろ

進路選択の時期になってきました。

この夏休み、高校見学、

高校のオープンスクールには行ったでしょうか。

高校選びのこの時期、

必ずあるご質問が

「進路は子どもの好きなところに行かせたい」

と親御さんは言いつつも

「やっぱり普通の高校に行って欲しい」

と考え、親御さんが考える

「普通」に子どもを誘導してしまう、

ということです。

高校進学で、子どもの人生は

180°変わります。

そう考えると

子どもを信じたいと思いつつ

「なんか、ウチの子、

真剣に考えていないな」

と感じてしまったら

親として口を挟みたくなりますよね。

今回は、「子どもを信じる」

ということについて書いていきます。

【主観的なものの見方と客観的なものの見方の違い】

子どもは、自身の今まで生きてきた

その「経験」や「情報」を元に

ものごとを考えていきます。

当然、生きている年数が違うので

親御さんと考えが異なります。

例えば、高校選び。

子どもは「楽しそうな学校」

を探します。

しかし、親御さんは

楽しそうな学校よりも

・勉強についていけるか

・卒業できそうな体制か

・友だちができそうな雰囲気か

・そもそも登校できるのか

を優先して考えがちです。

高校ぐらいは卒業して欲しい、

そう考える親御さんは多いです。

というか、

高校への進学率は、99.8%くらいです。

ほぼの子どもが

高校には進学します。

だから、高校に行って欲しいと

願う親御さんの気持ちは

至極あたり前です。

不登校傾向の子ども、

発達に課題がある子ども、

グレーゾーンの子ども、

皆に言えますが、

通うのは子どもです。

主観的な考え、

つまり「楽しそう」で高校を選んで

問題ないはずです。

だって、東京ディズニーランドに行くのに

「楽しそう」

を優先して行きますよね。

交通費もかかる、

宿泊代もかかる、

アトラクションに並ぶ時間もかかる、

食事代もかかる、

行った先でケンカしたらどうしよう、、、

こんなことばかり考えて

ディズニーランドに行くかどうかを

考える人いますか?

客観的に考えると

まずは、「楽しそう」が先行します。

大切なのは、「その後」ですよね。

【最終的には子どもを信じるということ】

子どもは、今、成長の真っ盛りです。

自分のことも社会のことも

色々なことを学んでいるのです。

身体の成長、二次的な成長は

目に見えます。

しかし、「こころの成長」は

目では見えないから

なかなか気付かないですよね。

それでも、子どもをよくよく観察していると

「こんなことを考えているんだ」

「その物の見方は面白いな」

ということが必ずあるはずです。

その子どもの思考が

こころの成長の証なんです。

もしかしたら、

変わったものの見方については

子どもの方が得意かもしれません。

その「こころの成長」を見越して

子どもを信じるのです。

【信頼できる先生を探すこと】

子どもを信じる、

子どものこころの成長を信じる、

とは言っても

学費を出すのは、親御さんです。

途中で高校に通えなくなったら

どうしよう。。。

高校を転校したら

お金はどうなるのだろう。。。

と考えて当然です。

子どもの気持ちとお金を

天秤にかけるわけです。

まぁ、ない袖は振れないので

気持ちとお金の天秤、

大事かもしれません。

その場合は、

子どもの気持ちを肯定する情報を

集めるのです。

客観的な情報をたくさん集めて

子どもの気持ちを肯定します。

では、どうやって情報を集めるのでしょうか。

それは、進学を希望する

高校の「先生」が握っています。

【高校の先生は、信頼に値する知識を備えていますか?】

進学を希望する高校の先生は

お子さんについての情報を

どこまで持っていますか?

これは、性格的なことではありません。

例えば、不登校傾向の子どもであれば

・不登校傾向の子ども考え

・不登校傾向の子どもの行動

・起立性調整障がいとは

・ゲーム依存につて

の情報を高校の先生が持っているか

ということです。

または、発達障がい傾向の子どもであれば

・ASDについて

・療育手帳について

・WISC4検査について

・発達障害がいの子の進路について

など、です。

今の時代、根性論では

何も解決しません。

情報があるのかどうかで

子どもの未来は変わります。

まずは、子どもを信じる、

そして、それを肯定できるだけの情報を

高校の先生から得てみる、

ということを考えてみてくださいね。

ちなみに松陰高校 高松校・丸亀校では

不登校や起立性調整障がい、

発達障がいを抱える子どもや

グレーゾーンの子どもに対して

適切な教育環境を提供しています。

どんな高校よりも

その知識は保有しています。

ご興味がある方は

是非一度、お問い合わせくださいね。

それでは、また。。。

松陰高等学校 高松・丸亀校

スタッフ・職員一同

★☆★☆★☆★☆★☆★☆

WISC4検査についてのご質問は、

松陰高等学校 高松・丸亀校まで

お願い致します。

☎️087-813-3781

ご希望であれば

WISC4検査から

その子に即した

勉強方法などを

アドバイスをさせて頂きます。

グレーゾーンの子どもを抱える親御さん、

発達障害児を育てている親御さん、

特別支援に関わる学校の先生、

放課後等デイサービスの指導員さん、

是非、お気軽にお問い合わせください。

☎️087-813-3781

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