心理士カウンセラーのブログ

Psychological counselor Weblog

【発達障がいがある子どもの大学進学】

2022.02.03

大学入試共通テストも終わり、

私立大学の受験がスタートしましたね。

私立大学の受験の後は

国公立大学の受験です。

松陰では生徒の目標に応じて

大学への進学や就職を

生徒の特性を本人や

ご家族と共有し

最適な進路選択をしています。

その成果もあり、学びたいことを

高校生活で見極めて

大学へ進学する生徒も増えています。

松陰高校 高松校・丸亀校にも

発達障がいを抱える子どもの

大学進学についてのご相談が

多数、寄せられます。

今回は、発達障がいを抱える子どもの

大学進学について

ご説明いたしましょう。

【発達障がいでも進学できる!】

「発達障がいを抱える子どもは

大学進学まではできない」

と思っている方が少なくありません。

しかしそれは、大きな間違いです。

今や、発達障がいの子どもの

フォロー体制を万全に敷いた上で、

発達障がいを抱える子どもが

充実した大学生活を送れるように

サポートをしている大学が

増えているのです。

しかし、そういった大学に

進学するためには

入試を突破しないといけません。

誰だって、

できれば、第一志望の大学に

進学したいですよね。

では、第一志望の大学に

進学するためには

どんな高校生活を送れば

良いのでしょうか。

【充実した高校生活とは?】

そもそも、充実した高校生活とは

一体、どんな高校生活なのでしょうか。

部活動に熱心に取り組めたら

充実した高校生活になるのでしょうか?

熱心にアルバイトをすれば

充実した高校生活になるのでしょうか?

部活動でもアルバイトでも

熱心に取り組むことは素晴らしいです。

しかし、松陰高校 高松校・丸亀校では

充実した高校生活は

目指す進路に向けた高校生活

と考えています。

そして、大学進学を考える

子どもは

発達障がいがあろうがなかろうが

早い段階から

志望する大学の分野を決め

合格するためにスケジュールを

組み立てていくのです。

その結果が、

充実した「高校生活」と

捉えているのです。

【達成感とはどうやって養われるのでしょう?】

ゲームが市場に広まってから

我慢ができない子どもが増えました。

これは、日本大学の脳神経科学の専門である

森昭雄教授も論文で挙げています。

我慢ができない子どもは

即時的に得られる快感のみ

享受するようになります。

ゲームを長い時間する子どもは

何かをすると

すぐに快感を得られるものにしか

反応しなくなるのです。

しかし、本当の達成感とは

即時的に得られるものではないと

松陰高校では考えています。

何年もかかって、

何年も頑張り続けた結果、

その結果が

仮に望んだ未来でなかったとしても

「達成感」は必ず生まれます。

中学校時代に

部活動などで

頑張ってこれなかった子どもは

こういった「やり抜く力」が

不足していることがあります。

松陰高校 高松校・丸亀校では

大学進学、大学受験を通じて

「人間的な成長」を

子ども達に促します。

その人間的な成長に

「やり抜く力」が

含まれているのです。

【大学進学を目指す生徒へ】

では、具体的に

発達障がいを抱える子の

大学進学のために

何をすれば

良いのでしょうか。

色々あります。

まずは、勉強について

「自分で調べる力を養う」

です。

多くの子どもが

勉強は教えてもらうもの

と捉えています。

そして、そのまま大人になるので

いざ大人になって

就職した後、

平気で

「教えてもらっていないから

その仕事はできません」

と言うのです。

この考え方や精神は

受験を通じて

変えることが可能です。

我々、松陰高校 高松校・丸亀校では

限界まで自分で考える力を

身に付けられるような

促しを実践しています。

大学受験は

自分との勝負です。

自主学習の際、

難しい問題にぶつかっても

自分で調べて

解決していく、

この姿勢が

大学受験の際の「合格」、

そして、社会に出た際の

「生き抜く力」に

つながっていくのです。

【学習計画の作成は?】

WISC4(ウィスク4)検査において

PRI(知覚推理指標)が低い子どもは

大学受験に向けた

学習計画を立てることが

苦手です。

そして、その学習計画の

進捗を管理することも苦手です。

そのため、学習計画の作成や

進捗の管理は

全て松陰高校 高松校・丸亀校の先生が

細かくおこなっていきます。

発達障がいを抱える子どもは

熱しやすく、冷めやすかったり

すぐに心が折れちゃう子どもが

いたりするので、

目標達成に向けた

日々の管理は

とても大事な作業になります。

しかし、松陰高校

高松校・丸亀校では

その計画作成や進捗管理まで

通常業務としておこなっています。

その結果として

その子どもは

難関大学への合格を

勝ち取っているのです。

では、その難関大学に合格した生徒は

具体的にどんな取り組みをし

松陰高校でどんな管理をしたのでしょうか?

少し長くなり過ぎてしまったので

今回はここまでにしておきましょう。

松陰高校 高松校・丸亀校では、

発達障がいを抱える子どもの

大学進学についてなど

さまざまなご相談に応じています。

ご興味がある方は

是非、一度、相談に来てくださいね。

入学するしないは関係なく

いつでも相談に乗りますよ。

では。。。

松陰高等学校 高松・丸亀校

スタッフ・職員一同

★☆★☆★☆★☆★☆★☆

HSCや起立性調節障害、

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査についてのご質問は、

松陰高等学校 高松・丸亀校まで

お願い致します。

087-813-3781

ご希望であれば

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査から

その子に即した

勉強方法などを

アドバイスをさせて頂きます。

グレーゾーンの子どもを抱える親御さん、

発達障害児を育てている親御さん、

特別支援に関わる学校の先生、

放課後等デイサービスの指導員さん、

是非、お気軽にお問い合わせください。

087-813-3781

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