心理士カウンセラーのブログ

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【通信制高校で身に付けられる、これからの社会で求められる力とは?】

2022.11.11

「引きこもり」という言葉は

学生だけではなく

大人の「引きこもり」も少なくありません。

未成年時の「不登校」は少しのきっかけで

改善します。

しかし一旦、自らの意思で引きこもると

年齢を重ねる毎に改善が困難になります。

大人でいえばそれを「閉じこもり」という

言葉で表現します。

将来、もしわが子が「引きこもり」になった時

多くの親御さんは不安になると思います。

今回は、子どもが将来、「引きこもり」

「閉じこもり」にならないように

高校生の間に何を身に付けておくべきか?を

お話します。

《引きこもりの数はどれくらい?》

そもそも、今のこの日本に

引きこもりの方はどのくらいいるのでしょうか?

内閣府の発表によると

40歳〜64歳までの

引きこもりの人数は

約61.3万人です。

香川県の人口が94万人ですので

すごい人数なのです。

日本の人口割合でいうと

1.45%になります。

そして、なんとこの数字の

約50%が引きこもり状態になってから

7年以上経つそうです。

冷静に考えなくても7年も閉じこもり状態で

家族以外、もしくは家族とも

コミュニケーションをとっていない人が

いきなり社会に出て

働くことがどんなに困難か

すぐに分かると思います。 



《閉じこもりにならないために必要な力とは?》
 
では、将来、引きこもりにならないように

何を身に付けておけば良いのでしょうか。 

具体的に3つを挙げましょう。

1)     コミュニケーション力

2)     自己肯定感

3)     相談できる人

社会に出るに当たって

1番最初に必要な力は

コミュニケーション力でしょう。

どんな会社に入っても

まずは、何も分からないところからスタートします。

業務を教えてもらったとしても

最初はできないことが

いっぱいあるはずです。

その状態でも周囲とコミュニケーションをとり

業務を進める必要があります。

高校卒業後に

大学や専門学校に進学しないのであれば

高校が最後の「教育機関」になります。

しかし、普通の高校では

コミュニケーションは「できて当然」とみなされ

高校の授業時間の多さもあり

高校でコミュニケーション単体を

学ぶということはまず、ありません。

そのため、今や多くの子どもが

「通信制高校」でコミュニケーションを

身に付けているのです。

なぜ、通信制高校かというと

通信制高校であれば1年生は特に

「自分の状態に応じ」、学ぶ授業時間を

コントロールできるからです。

そして、

高校で学ぶコミュニケーションは

友だちを作るための

コミュニケーションだけでなく 

社会に出てから必要になる

コミュニケーション能力です。


《自己肯定感はどこで伸ばすの?》

学生時代に上手くいっていた人でさえ

社会に出ると上手くいかないこと

も少なくありません。

学力とは別に、社会に出て

仕事を進める能力は学校の勉強とは

全く異なるからですね。

仕事でミスをすると

やはり注意されます。

相手の意図を汲み取り

改善が見られないとやはり怒られます。

今までは先生や親に注意されても

仮に怒られたとしても

誰かが慰めてくれました。

しかし、社会に出てしまうと

フォローしてくれても

慰めてくれる人はいません


どんなにミスをしても

失敗をしても

「自分で立ち上がる」

必要があるのです。

 そのためには

「自分はやればできるんだ」という

小さな成功体験からなる

自己肯定感は必須です。

桃太郎でいえばキビ団子くらい大切な準備物です。

残念ながら自己肯定感は

家でゲームをやっていても

簡単には身には付きません。

多くの実体験、人とのかかわりの中から

自己肯定感は生まれるのです。 

いわゆる全日制の高校では授業時間も多くなるので

授業を通じて自己肯定感を育てることは

なかなか難しいのが現状です。

そこで、授業時間が自分の状態に応じて

調整できる通信制高校で

自己肯定感を育てる子が

増えているのです。

《何かあった時、誰に相談しますか?》


社会に出ると学生時代とは

付き合う人が変わります。

仕事絡みの人間関係が

そのままプライベートの人間関係に

つながる場合もあります。


そうなると何か困った時に

相談に乗ってくれる人が

すぐそばに居ないこともあります。

仕事絡みの人には

なかなか相談できない。。。

すぐ相談できる友だちはいない。。、

となると相談するのは

学生時代の先生でしょうか?

しかし、一般的な公立高校の先生は

どうしても異動が伴います。

ある高校に着任しても3年から5年で

他の高校に異動してしまうのです。

これは、松陰高等学校に限りますが、

松陰高校 高松校・丸亀校では

先生は変わりません。

子どもが高校に在籍していた

その状態を知っている先生が

 卒業後も、いつでも気軽に

なんでも相談に乗ることができます。

仕事で困った時、

人生で困った時、

松陰高等学校では卒業後

道に迷ったときいつでも 卒業生の相談に乗っています。 

引きこもりについてのお話は

まだまだあります。


関心のある方は

お気軽にご相談ください。


松陰高等学校 高松校・丸亀校では

子どもの状況を鑑みた上で

フリースクールや

通信制高校としての

・学習支援

・柔軟な対応

に長けています。

是非、一度、松陰高等学校 高松校・丸亀校を

訪ねてみてくださいね。

《最後に…》

松陰高等学校 高松校・丸亀校では

WISC-Ⅳ(ウィスク4)の検査や

WISC-Ⅴ(ウィスク5)の検査結果を元に

お子さんにとっての

ベストな教育環境や指導方針を組み立てています。

また、ご希望の方は、松陰高等学校 高松校・丸亀校でも

WISC-Ⅳ検査を実施しています。

どんな子どもでも

さまざまな特性があります。

その特性は子どもを苦しめるだけではなく

使い方を変えれば

大きな武器になるのです。

WISC-Ⅳ 検査をもっと活かしたい方は

いつでもお気軽にご連絡ください。

お待ちしております。

では。。。





松陰高等学校 高松校・丸亀校

☎087-813-3781

info@kagawa-mirai.jp

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